【冤罪執行遊戯ユルキル】展開が気になるストーリーと歯ごたえ十分のシューティング

ゲーム紹介

本作は謎解きアドベンチャーと弾幕シューティングゲームが組み合わさった異色のタイトルとなっています。「そんな組み合わせが成り立つのか?」と心配だったのですが、シューティングパートの開発をグレフが担当しているとのことで俄然興味が沸きました。グレフの作品といえばXbox360時代に『旋光の輪舞』や『まもるクンは呪われてしまった!』をプレイしていました。本記事では、そんな1本で2度おいしい本作の内容を紹介します。

3ポイント解説
  • 本格的なアドベンチャーとシューティングを両方楽しめる
  • 冤罪で囚人となった主人公が無罪を勝ち取るため命を懸けて挑むトンデモストーリー
  • シューティングパートはグレフ製で歯ごたえ十分

アドベンチャーパート

本作のストーリーモードは章仕立てになっており、各章では最初にアドベンチャーパートがあり、その後にシューティングパートに移行します。

ユルキルゲームで無罪を勝ち取れ

主人公の春秋千石は冤罪でとある事件の犯人に仕立て上げられ、かれこれ10年間服役している身。ある日、見知らぬ独房で目を覚ますところから物語は始まります。そこに現れたのはキツネ面の謎の女性びん子。彼女によると千石は船でユルキルランドへ移送されている最中であるとの事。その船には千石と同じく冤罪を主張する囚人が乗っており、彼らとユルキルゲームというアトラクションで競い合い、優勝すると冤罪を晴らしてくれると言います。

魅力的な登場人物

ユルキルゲームには囚人役と執行人役がチームを組んで挑みます。参加するチームは全5チームで、どのチームのメンバーも個性的で魅力たっぷりです。ユルキルゲームでは各チームの過去や関わった事件の真相に迫るのですが、その中で彼らの人となりを知ることができ彼らの魅力が更に深堀りされていきます。

仮想現実で戦闘機を駆る

各章の最後にはユルキルジャッジメントというシューティングパートがあり、ここで囚人は戦闘機(ユルキルファイター)に搭乗し生死と事件の真相をかけた戦いを繰り広げます。この戦闘は実際に戦闘機に乗るわけではなく、BR(ブレインリアリティ)という技術が作り出す仮想空間で行われるものなのですが、敗北した囚人は命の危険があるという恐ろしいシステムです。

散りばめられた謎解きゲーム

アドベンチャーパートの基本的な流れは、怪しい場所を調べて謎解きを行い、キーアイテムを入手して先に進めるという形です。謎解きの難易度は割と簡単な部類に入ると思います。物語を楽しむのも良いですが、会話を聞いているだけだと退屈するかもしれませんので、ゲームにアクセントを付ける役割を担ってくれています。もし答えが分からなくてもヒントを聞くことができるので、テンポ良く先に進めたいという方も安心です。

回答次第で残機が増減

アドベンチャーゲーム要素がシューティングに影響する部分として、ユルキルジャッジメント中に提示される設問への回答によって残機が増減する仕組みがあります。

高速クイズ

ユルキルジャッジメントの最初、ユルキルファイターが発進する前に事件の概要を整理するためのクイズが出題されます。このクイズの成績に応じて残機数が増減します。見事全問正解すると残機20機でスタートできます。クイズは時間制限付きの5択問題になっていますが、比較的簡単なので全問正解は難しくありません。

ヘンケンシナプス

ボス戦の最中にボス機に搭乗する執行人の頭の中を可視化したヘンケンシナプスに入り込みます。ここでは執行人の偏見を打ち破るべく、アドベンチャーパートで入手した手掛かりの中から正しいものを提示する必要があります。もし不正解になると自機を3機失ってしまいます。正解を選ぶまで続くので連続不正解になるとかなりの残機を失います。

ココロメイズ

ボス戦の終盤に差し掛かるとココロメイズへと移動します。ココロメイズは執行人が真実と認識している脳のコアへと繋がるニューロンの道を可視化した空間です。ここでは事件についてのセンテンスを正しく組み合わせることが必要となります。ここでも選択を誤ると自機を3機失ってしまいます

シューティングパート

基本操作

メインショット

通常攻撃です。メインショットには連射モードホールドモードがあり、それぞれ攻撃の性質が異なります。主人公の千石機の場合、ホールドモードにすると自機の周りに展開しているオプション機が近く集まることで狭い範囲に集中砲火できるようになります。なおホールドモード中は自機の移動スピードが遅くなるので注意が必要です。状況に応じて連射とホールドを上手く使い分けましょう。

アウトバーストショット

アウトバーストショットは言わば特殊攻撃です。アウトバーストショットは着弾すると爆風が発生し、その爆風には敵にダメージを与えるとともに弾を打ち消す効果もあります。攻防の両面で使える強力な攻撃です。

ただしアウトバーストショットを使用するにはアウトバーストゲージが必要で、少なくともゲージが20%以上でないと使用できません。アウトバーストゲージは敵を倒したり攻撃を当てたりすると発生するマテリアルを回収することで溜めることが可能です。

アウトバーストボム

アウトバーストゲージが20%以上あるとき、アウトバーストゲージを全て消費してアウトバーストボムを使用することが可能になります。アウトバーストボムを使用すると自機の周囲に爆風が発生し一時的に無敵になるので緊急回避に有効です。

またアウトバーストゲージが100%のときはEXボムとなり、ボスも一撃で倒すことが可能です。

初心者でも安心の難易度

本作はシューティングパートの難易度を「EASY」「NORMAL」「HELL」から選択することができるので、シューティングが苦手な方でも安心して遊べます。HELL以外の難易度であれば、アウトバーストゲージが20%以上の状態で被弾するとオートボムが発動し残機が減りません。

私はシューティングゲームを何作かプレイした事はありますが、やり込むほどの腕前ではありません。本作ではNORMALでプレイしたところ一度もゲームオーバーにならずにエンディングまで進めることができました。それでも途中残機が無くなりそうな危ういステージもあったので、難しすぎず易しすぎずの丁度良い難易度でした。

1ステージ3ラウンド制

シューティングパートの各ステージは全3ラウンドで構成されています。ザコ戦→ボス戦の流れを3セット行う形です。ラウンド毎に内容は変化し、ザコ戦では登場する敵はもちろんステージ背景も変わりますし、ボスも攻撃方法や機体デザインまで変わります。なので1ステージのボリュームはたっぷり感じられます。

スコアアタックモード搭載

シューティングパートだけを楽しむスコアアタックモードが搭載されています。ストーリーモードでは章によってステージと機体が固定されていますが、スコアアタックモードでは任意の機体で全てのステージをプレイすることができます。ただし本モードでプレイできるステージ、機体はストーリーモードでプレイした部分までとなっています。

個性豊かなユルキルファイター

各キャラクターにより登場するユルキルファイターの性能が大きく異なるので、キャラクターによってステージの攻略方法が変わってきます。

春秋千石:標準的で使いやすい性能
山田風太:オプション機の攻撃方向を360度切り替えられるテクニカルな機体
御室玄徳:ワイドショットで広範囲を攻撃できる
一凛花華:オプション機の隊列を制御して広範囲と集中攻撃を使い分けられる

テーマソング

本作の主要キャラクターを演じる声優陣によるテーマソングがあります。メインテーマとエンディングテーマどちらも素敵な曲です。

メインテーマ

『Black Innocence』莇リナ(CV:早見沙織)

エンディングテーマ

『おのれにはなむけ』明烏イザネ(CV:鬼頭明里)

まとめ

感想

謎解きアドベンチャーと弾幕シューティングの異色のコラボとなっている本作ですが、印象としてはそれらが融合しているというよりも、両方楽しめるといった作りです。どちらもしっかりと作られているので1本で2度おいしい作品となっています。アドベンチャーパートがチャーハンでシューティングパートが餃子みたいなものです(?)。

純粋に物語を楽しみたい人もシューティングパートの難易度選択ができるので、あまり心配せずに楽しんでいただけると思います。シューティングゲームは割とニッチなジャンルなので、本作をきっかけに興味を持ってくれる人が増えると良いですね。

こんな人にオススメ

  • アドベンチャーもシューティングも両方好き
  • パズルや謎解きゲームが好き
  • 登場キャラクターに魅力を感じる

リンク

公式サイト:https://yurukill.com/
Steam:https://store.steampowered.com/app/1733840/_/
My Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000043255
PlayStation Store:https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10003302
Microsoft Store:https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/5yak572q5z36kgm6ygk5oiv44om44or44kt44or/9NR6J41S2WXW


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