2026年5月1日に発売と同時にXbox Game Pass(Ultimate, PC)に追加された『TerraTech Legion』。本作はブロックを組み合わせて自由にマシンを組み立てられるオープンワールド型サンドボックスゲームである『TerraTech』のスピンオフ作品です。ゲームの内容はというと、マシンを組み立てて敵の大群をなぎ倒すアクションゲームとなっており、言ってみれば『TerraTech』と『Vampire Survivors』が融合したようなゲームになっています。
近年いわゆる「ヴァンサバライク」と呼ばれるゲームが多く発売されているので、私自身は少し食傷気味だったんですが、実際に本作を遊んでみると『TerraTech』との相性が良く、想像していた以上に面白いゲームになっていました。そこで今回は本作がどんなゲームなのか紹介したいと思います。
- 自由にカスタマイズしたマシンで敵の大群をなぎ倒す爽快感
- 同じ武器でも設置の仕方によってマシンの使い勝手が大きく変化
- 構築したマシンの強みを活かすためには操作テクニックも重要
ゲームの基本
自由にマシンを構築して襲い来る敵をなぎ倒す

ゲームをスタートすると最低限の装備しかないマシンでミッションがスタートします。襲い掛かってくる敵を倒すと水色のスクラップ(経験値)を落とし、スクラップを集めることでレベルアップすることができます。レベルアップするとパーツが入った箱が空から投下され、それを回収するとマシンを組み立てるためのクラフト画面へと移行します。

クラフト画面に移行すると、入手した箱を開封し提示された複数のパーツブロックの中から一つ選んで新しいパーツをゲットすることができます。ちなみにレベルアップのとき以外にも敵を倒したりしてパーツの箱を入手することがありますが、クラフト画面に移行するのはレベルアップの時だけです。
この様にして新たに入手したパーツを追加したり、これまで組み上げたマシンを組み変えたりしながら、どんどんマシンをパワーアップさせていきます。

ステージを開始して一定時間が経過するとボスが現れます。ボスにはステージ中盤で登場する中ボスと、ステージの最後に登場する大ボスが存在し、大ボスを倒すとステージクリアです。

簡単で自由度の高いマシン構築

本作では入手したパーツを組み合わせて強力なマシンを組み立てていくことが非常に重要です。マシンを組み立てると聞くと、難しそうと思われる方もいるかもしれませんが、マシンの組み立てはとても簡単です。
マシンを構築する各パーツには表面に×印が付いている面があります。この×印同士をくっつけるようにさえすれば、あとはどんな風に組み立てることも可能です。しかも×印の面は結構たくさんあるので、レイアウトの自由度はかなり高いと思います。

またマシンを構成するパーツは武器だけでなく、マシンの性能を向上させる多様なパーツが存在します。マシンの走行性能を高めるタイヤや、防御力を高めるシールド、特定の属性の攻撃力をアップさせる補助的なパーツなどさまざま。マシンをどんな性能にするのか、選択肢は無限大です。

車両だからこそ生まれる面白さ
武器の設置位置と方向が重要

ヴァンサバライクでありながら本作ならではの面白さを生み出しているのは、自機が車両であるという面が強いと思います。車両なので操作性が人間のキャラクターとは大きく異なり、突然振り向いて反対方向に移動するといった事ができません。この瞬時に方向転換できないということが、自機の前後左右の区別に大きな意味合いを持たらしています。
武器にはそれぞれ攻撃力や射程の他に攻撃できる方向(角度)が設定されているので、どの武器をどの方向に向けて設置するのかという事も重要になってきます。前後左右まんべんなくカバーするのか、はたまた一方向に特化するのか、それはプレイヤーの判断次第です。
また、武器を設置する際には他のパーツによる射線被りにも注意が必要です。せっかく広い範囲をカバーできる武器なのに、他のパーツに邪魔をされていては宝の持ち腐れです。特に360°カバーできる武器なんかはマシンの高所に取り付けて射線を確保したいところ。

マシンを活かすのはプレイヤーの腕次第

本作ではマシンをどんどん強化することも大事ですが、それを乗りこなすプレイヤーの操作テクニックも結構重要なんです。まずその独特な操作性。マシンの操作はラジコンのような感じで、左スティックでハンドリング、右スティックで前進/後退といった形になっています。そのため操作には若干の慣れが必要かもしれません。一応オプションで操作方式を変更することが可能で、左スティックの倒した方向に動くようにも設定できるのですが、私はイマイチしっくりこなかったので元のラジコン操作に戻しました。
そして敵を倒すには効果的な位置取りが重要です。搭載している武器には攻撃できる方向や射程があるので、その位置に敵を捕らえながらも敵の攻撃を回避しなければなりません。敵に攻撃を当てたいがために、敵に近づきすぎたり操作を誤って建物にぶつかってしまったりすると、たちまち敵の大群に囲まれて一気にやられてしまうなんてことも起こります。さらにステージにはダメージを受ける床などの障害物もあり、より一層プレイヤーの操作テクニックが求められます。

遊ぶたびにプレイの幅が広がる
ミッションを達成してスターをゲット

ゲームをスタートした時点ではプレイできるステージや使用できるキャラクターは限られていますが、ゲームを進めることで徐々に増えていきます。各ステージにはミッションが設けられており、そのミッションを達成することでスターを獲得することができます。このスターを集めることで新たなステージやキャラクターがアンロックされていきます。
特性の異なるキャラクター達

本作には使用できるキャラクターが4人います。各キャラクターはそれぞれ固有能力を持っており、使用するキャラクターによって戦い方も変わってきます。またゲーム中に手に入れたお金(?)を使用することでキャラクターのアップグレードが可能で、マシンの基礎的な能力を高める事ができます。アップグレードの内容はキャラクターごとに異なっていて、実施したアップグレードは他のキャラクターには共有されませんので、キャラクターごとに好みのカスタマイズが可能です。

条件を満たして新たなパーツをアンロック

本作には多数のパーツブロックが登場するのですが、プレイすればするほど新しいブロックがどんどんアンロックされるようになっています。アンロックするための条件はリストで確認することができるので、全ブロックのアンロックを目指して、いろんなプレイスタイルに挑戦してみるのも良さそうです。
まとめ
感想
自由にマシンを組み立てられる『TerraTech』がヴァンサバライクになったということで、私が最初に持った印象は「面倒くさいんじゃないか」という事でした。確かにレベルアップするたびにクラフト画面に移行しマシンを組み立てる作業が入るので、1プレイにかかる時間はどうしても長くなってしまいます。
その反面、本作でしか味わうことができない面白さがあるのも事実です。本作では強い武器をゲットするだけでなく、それを上手く使って強いマシンを作り上げる戦略性や、そのマシンを上手く操作して敵をなぎ倒すテクニックが求められるので、より奥行きのあるゲーム性になっています。
価格も\1,150とお手頃ですので、Xbox Game Passに加入している方も、そうでない方も是非プレイしてみてはいかがでしょうか。
こんな人にオススメ
- ヴァンサバライクのローグライトゲームが好き
- ブロックを組み立てて遊ぶのが好き
- ラジコン操作が苦にならない
プレイ動画
リンク
Steam:https://store.steampowered.com/app/3596700/TerraTech/
Xbox:https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/terratech/9ng66k0z31lh

