2025年4月10日にXbox Game PassにDay Oneタイトルとして追加された『Blue Prince』。本作はメタスコア92点という高得点をたたき出したり、Indie Game Award 2025ではGOTYを獲得したりと、非常に高い評価を受けている作品です。しかしながら全編英語であるため、気になりつつも手を付けられていない方も多いかと思います。そこで今回は本作の基本的な遊び方や魅力について、極力ネタバレ無しでお伝えしたいと思います。
- 間取りがランダムに変化する邸宅を探索し、隠された46番目の部屋を目指す
- 間取りは毎日リセットされるローグライト方式
- メモ必須の本格な謎解きで達成感を得られる
ゲームの基本
隠された46番目の部屋を探す

主人公である少年サイモン・P・ジョーンズは、母親の叔父であるハーバート・S・シンクレアの遺言により、本作の舞台となるマウントホリー邸宅の遺産を相続することになりました。しかし遺言には条件が付けられており、その条件とはこの45部屋ある邸宅に隠された46番目の部屋を見つけ出すこと。こうして主人公はこの謎めいた邸宅の探索を始めることになります。

間取りが変化する不思議な邸宅

探索する邸宅はとても不思議な邸宅で、なんと間取りが定まっておらず、しかも毎日変化するのです。探索はエントランスホールからスタートしますが、そこにある扉を開けるとランダムに選出された3つの間取りの候補が提示されます。その中から一つの間取りを選択することで初めて、その扉の先の間取りが決定されるのです。この様に扉を通る度に間取りを選択しながら邸宅の中を探索していくことになります。それぞれの間取りは扉の数や位置が異なっていたり、様々な効果が得られたりと多種多様。状況に応じて適切な間取りを選択するのがゲームのカギとなります。

探索は一日にして成らず

隠された46番目の部屋を探す旅はとうてい一日で終えられるものではなく、何日もかけて探索に挑む必要があります。探索には体力を要し、部屋に入る度に画面左上に表示されている足跡マーク(体力)が1つ減り、体力がゼロになるとその日の探索は終了しなければなりません。
また、進むことが可能な扉が無くなって行き詰ってしまった場合もその日の探索を終了せざるを得ません。
探索をサポートするアイテム
探索においては邸宅内で入手できるアイテムを有効活用する必要があります。ですが邸宅のどこで何のアイテムを入手できるかはランダムであり、しかも入手したものは翌日に持ち越すことができません。アイテムの入手状況によって、その日の探索の方針も変わってきます。
鍵

扉の中には鍵がかかっているものもあり、これらの扉を開くためには鍵が必要となります。鍵はどの扉でも共通で使えますが、使用すると1つ消費してしまいます。もし進みたい扉にすべて鍵がかかっており、鍵を一つも持っていない状態だとそれ以上進むことが出来なくなってしまいます。手詰まりにならないよう、ある程度余裕をもって鍵を保有しておきたいところです。
宝石

一部の間取りは選択する際、宝石を必要とするものがあります。宝石を持っていないとそれらの間取りを選択することが出来ないので、選択肢を狭めることになります。なるべく宝石を切らさないようにして間取りの選択肢を広げることで、より自由度の高い探索が可能になります。
コイン

邸宅を探索しているとコインを拾うことがあります。邸宅の間取りの中にはショップ機能を有するものがあり、コインを使用してショッピングをすることが可能です。ショップでは探索に便利な道具などが購入できます。
スペシャルアイテム

上で説明した鍵・宝石・コインはイメージとしてはリソースという感じですが、それらとは別に探索を進めるうえで役立つ様々なスペシャルアイテムがあります。例えば上の画像にある金属探知機を持っていれば、鍵やコインを入手しやすくなるといった具合です。スペシャルアイテムの効果は強力なので、間取り選択の方針を左右する場合もあります。
戦略的な間取り選択

探索を続けるためには、ただ部屋の扉を繋げるだけでなく、鍵や宝石の入手にも注意を払う必要があります。入口しかない部屋(デッドエンド)は進路を減らすという点では望ましくありませんが、多くのアイテムを入手できる等のメリットもあります。また、間取りには様々な効果を発揮するものがあり、間取り同士のシナジー効果により大きなメリットを生むケースもあります。これらの事を考慮しつつ、戦略的に間取りを選択していくことが重要です。
謎解きがダントツに面白い
謎を解くことでゴールに近づく

ここまで本作の遊び方を説明してきましたが、それはゲームを楽しむための「作法」に過ぎません。本作の神髄は邸宅に散りばめられた謎解きにあります。謎を解くことによって46番目の部屋に近づくことができたり、探索を有利に進められるようになったりするのです。そして更には家族にまつわる秘密にも迫っていくことになります。
気になることはメモすべし

謎解きの手掛かりは邸宅の様々な場所に、さりげなく散りばめられています。さりげなさすぎて初めて見たときは手掛かりと気づかないことも多々ありますし、邸宅内の色々なものに対して意味が有るのか無いのか疑心暗鬼になってしまいます。
そして多くの手掛かりはすぐその場では理解できずに、後になってから役に立つことがほとんどです。なので何か気になるものを見つけたら、どこでどんな物を見つけたのかをメモに残しておくことをオススメします。
点と点が線になる快感

本作の謎解きにおいて解く順番というものはほとんどありません。様々な謎の手掛かりに順不同かつ並行的に出くわすことになります。ゲームを始めて間もない頃はそれらの手掛かりらしきものを見つけても、いったい何の意味があるのか理解できません。時には手掛かりであることに気づきすらしない事もあります。そうしてプレイを続けるうちに断片的な情報がプレイヤーの脳に蓄積されていき、ある時ふと閃くのです。「もしかしてコレってあの部屋のアレと関係あるのでは?」と。こんな風に点と点が線になる瞬間が何とも言えない快感を与えてくれます。
ランダム性が生む緊張感

謎の解き方を閃いたとしても、ランダム生成される邸宅の仕組みがプレイヤーの障壁となります。謎を解明し仕掛けを解くためには、特定の間取りを生成していることや、特定のアイテムを所持していることなどの条件が必要な事が多いのです。答えが解ると、「ああ、早くアレをこうしたい!」という気持ちでいっぱいになりますが、それを実行するのに必要な間取りやアイテムが出現するかは運にも左右されるので緊張感が生まれます。そのぶん、謎を解明する条件が揃った時には「キター!」という感じでテンションが爆上がりします。
スクショとGoogle翻訳を活用

本作をプレイするにあたって英文を読むことは避けられず、英語が苦手な人にとっては大きな障壁だと思います。私も短い文ぐらいなら頑張れますが、本作には長文の文書も多数登場するので大変でした。そこで活用したのがGoogle翻訳です。私はゲーム中に気になったものはとにかくスクリーンショットで保存し、その画像をGoogle翻訳で日本語に変換するようにしました。もちろん所々おかしな翻訳になっている部分もありますが、大まかな内容が理解できるだけでも役立ちます。また筆記体を認識して翻訳してくれるのもありがたいですね。
まとめ
感想
本作は謎解きのワクワク感とローグライトのドキドキ感がミックスされた斬新で面白い作品でした。ただ、初めてプレイした時は面白さが分からなかったのと、英語でプレイするのも大変だったので1回遊んだ後は暫くプレイしていませんでした。それでも世間の評価があまりにも高いので、「これは只者ではなさそうだ」と思い何回かプレイしている内にどんどん面白くなっていきました。これからプレイを検討されている方は、初めのうちは騙されたと思って暫くプレイを継続してみて欲しいです。
今回の記事で謎解きの部分に関してはもっと具体例を挙げて語りたかったのですが、そうするとネタバレになってしまうので抽象的な説明になってしまったかもしれません。ただ一つ言えるのは、こんなゲームは初めて体験しましたし、今後も記憶に残り続けるであろう作品であるという事です。本作は多くの達成感と驚きが得られる作品なので、是非その目で確かめてみて欲しいです。
こんな人にオススメ
- 謎解きやパズルが好き
- 戦略的なゲームが好き
- 英語に対してアレルギーが無い
リンク
公式サイト:https://www.blueprincegame.com/
Steam:https://store.steampowered.com/app/1569580/Blue_Prince/
Xbox:https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/blue-prince/9PFRTPRQ569Q
PlayStation:https://store.playstation.com/en-us/concept/10012002/
Mac:https://apps.apple.com/us/app/blue-prince/id6752822014?mt=12
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