2025年7月31のNintendo Directで発表されたスクウェア・エニックスの新規アクションRPG『冒険家エリオットの千年物語』。発表後に体験版が配信されたので早速プレイしてみました。見下ろし型の伝統的なアクションに懐かしさを感じる一方、妖精「フェイ」を使った斬新な遊び方が魅力的な作品です。
頼れる相棒、妖精「フェイ」
フェイの能力を使って困難を乗り越えよう
フェイには特殊能力があり、それらを上手く活用して冒険を進める必要があります。体験版で確認できたのは、高速移動できる「シッソー」と、フェイのもとに瞬間移動する「ワープ」の2つ。製品版では恐らくもっと色んな能力が使えるのではないでしょうか。これらを使ったギミックやバトルがどんな風になるのか楽しみです。


元気な声で旅を盛り上げてくれる
フェイはなにかとエリオットに話しかけてきます。それはアドバイスであったり、応援であったり、時には単なる感想であったりと様々。元気いっぱいのその声は旅を賑やかにしてくれます。

二人同時プレイに対応
本作は二人同時プレイに対応しており、もう一人のプレイヤーがフェイを操作することができます。二人プレイではフェイの能力は2P側が使用することになるので、息の合った協力プレイが試されます。友達や家族と一緒にダンジョンを攻略するのも楽しそうですね。

運も実力のうち?魔石でビルド構築
ガチャで魔石をゲット
エリオットは魔石を装備することで能力を強化できます。冒険で集めた魔石の欠片を街の魔石屋に持っていくと、魔石を生成してもらえます。この魔石生成がガチャになっていて、どんな魔石ができるかドキドキワクワクします。


悩ましい魔石選び
魔石にはそれぞれコストが設定されており、総コストの上限以下の範囲で自由に組み合わせて装備することができます。また、魔石の組み合わせ(魔石セット)は8種類まで記憶することができ、それらをすぐに切り替えられます。バランス型、弓特化型など、シチュエーション別に魔石セットを準備しておくと良さそうです。


適度な難度の「アクション」バトル
敵の攻撃をしのいでチャンスを待とう
バトルにおいては敵の行動を見極めることが大切です。ガードを上手く使いながら攻撃のチャンスをうかがいましょう。ガードをすればダメージを受けませんが、ガードし続けるとガードを破られるので注意が必要です。また、タイミング良くガードをすることで敵の攻撃を弾いたり、敵を気絶させたりできるので、ここぞという場面で狙っていきましょう。


難易度「ノーマル」でも油断は禁物
私は体験版を難易度ノーマルでプレイしたのですが、不覚にもボス戦でゲームオーバーになってしまいました。適切な攻略法があり、決してゴリ押しは通用しない作りになっています。攻略法を理解した2戦目で無事ボスを撃破できました。

快適で楽しいフィールド探索
寄り道は旅の醍醐味
RPGで欠かせないのが寄り道だと思います。本作にもしっかりと寄り道する場所が散りばめられており、フィールドを探索するのが楽しいです。ひび割れた壁を爆弾で壊すと洞窟につながっていたり…。

マップを活用して快適な旅を
マップでは現在地情報がわかるのはもちろん、取得していない宝箱の位置なども表示される新設設計になっています。また、マップからファストトラベルができるため快適に旅することができます。

まとめ
感想
本作の目玉はやはり、フェイと協力するアクションや謎解きだと思います。体験版ではフェイの能力は2種類だけ使用できましたが、製品版では他にどんな能力が使えるようになるのか楽しみです。フェイの活躍の場面がたくさんあると嬉しいですね。
ガチャで入手する魔石がプレイスタイルの広がりにどのように貢献するのか興味深いです。プレイヤーによって装備している魔石が全然違っていたり、強力な魔石を入手したことで戦略を変えたりと、遊び方に大きく影響を与えるくらいのインパクトがあると面白そうですね。
難易度は適度な歯ごたえがあり丁度よいバランスだと感じました。やられてしまっても、次にトライしたときには自分の上達を感じられるようになっており、攻略の達成感があります。
こんな人にオススメ
- 昔ながらの見下ろし型アクションが好き
- HD-2Dのグラフィックが好き
- 友達や家族と一緒に楽しみたい

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