【祇(くにつがみ)】異色のコラボ!?タワーディフェンス×アクション

ゲーム紹介

数々の良質なアクションゲームを誇るカプコンが贈る、一風変わった作品『祇(くにつがみ):Path of the Godess』。 本作は巫女を敵から守るタワーディフェンス要素を基軸としながらも、主人公をアクションゲームさながらにプレイヤーが操作できるという独特なゲームシステムとなっています。また神秘的かつ美しく描かれた和の世界観もとても魅力的で気になっている方も多いのではないでしょうか。本記事では本作のゲーム内容について紹介していきます。

3ポイント解説
  • 防衛対象である巫女を進軍させながら守るタワーディフェンスゲーム
  • 村人を自由に転職させ、陣形を組んで共に戦う
  • 主人公はアクションゲームのように操作して臨機応変に戦える

概要

ストーリー

物語の舞台となるのは神が住まう緑豊かな禍福山。ある日穢れが禍福山を襲い、各村に奉られていた神の力を宿した11枚の祖神の面が奪われてしまいます。巫女である世代よしろと、その護人のそうは奪われた面を取り戻すべく、穢れに吞み込まれた村々を救う旅に出ます。

ゲームのルール

ゲームは各村が1つのステージとなっているステージクリア型の作りになっています。各ステージの最奥には穢れた鳥居があり、鳥居まで世代を導き浄化するとステージクリアです。しかし鳥居に到達するのには時間が掛かり、いずれ夜を迎えることになります。夜になると敵(畏哭いこく)が現れ世代を襲ってくるため、夜明けまで世代を守らなければなりません。プレイヤーは宗を直接操作して戦いつつも、村人に指示を出して共に戦うというタワーディフェンスとアクションが組み合わさったゲームになっています。

昼:進軍と防衛準備

「霊道」を引いて世代を導く

世代を鳥居まで導くためには宗が霊道を引く必要があり、世代はその霊道の上をゆーっくりと舞いながら進んでいきます。ただし何も考えずに世代を鳥居に近づければ良いというわけではありません。というのも夜になると世代はその場で停止し、そこがその日の防衛拠点になるからです。もし交差点のど真ん中のような場所に世代が陣取ってしまったら、敵が様々な方向から世代に襲い掛かるので防衛が困難になってしまいます。なので世代の進行を敢えて遅らせることが必要になる場面も出てきます。

また、霊道を引く距離に応じて結晶というアイテムを消費します。結晶は戦いの中で他の用途にも使用するので、結晶を使いすぎないよう霊道を引く距離にも注意が必要です。

なお敵の出現場所は昼の間でもマップで確認することができるので、どこから敵が出現し、どのルートで世代に迫ってくるのかを予想して戦略を立てるのが重要です。

ステージを探索し穢れを祓う

ステージ中には穢れた場所がいくつか存在しており、宗がそれら穢れを祓うことで結晶を入手することができます。またステージ内の全ての穢れを祓うことで報酬としてアイテムが入手できるので、ステージをくまなく探索して全ての穢れを祓いたいところです。しかもステージを探索することで地形の理解にもつながりますので、戦略を検討するのにも役立ちます。

村人を救い共に戦う

各ステージには穢れによって繭状態にされてしまった村人達がおり、彼らの穢れを祓うことで共に戦ってくれる仲間になります。ただしプレイヤーは村人を直接操作して戦うことはできません。プレイヤーは村人に職業を割り当て、戦闘時の配置を指示することで防衛の陣形を形成することになります。

村人の職業には、近接攻撃を行うの杣人や遠距離攻撃の弓取り、敵を足止めする修験者など様々な職業が存在します。村人の転職は自由に何度でも可能ですが、転職させる際に結晶を消費し、強力な職業ほど多くの結晶が必要です。ゲームを進めるにつれて村人が就ける職業は増えていき、戦略の幅も広がっていきます。

防衛に役立つ「仕掛け」

ステージ中には防衛戦に役立つ様々な仕掛けが設置されており、これらを有効活用するのも戦略として重要です。例えば敵の進行を妨げてくれる障壁や、周囲の村人の攻撃力と行動速度を上昇させる鼓舞結界といったものがあります。これらの仕掛けは壊れた状態になっていることが多く、使用するためには大工に修理してもらう必要があります。しかし修理には時間が掛かるので夜までにすべての仕掛けを修理することはできません。今夜の防衛戦をどこでどの様に行うのかを考えて、修理する仕掛けを厳選する必要があります。

夜:世代を守る戦い

夜明けまで世代を守り抜く

夜になると敵との戦いの始まりです。世代は歩みを止め、鳥居からは敵が湧き出てきます。勝利条件は夜明けまで世代を守り抜くこと、敗北条件は世代の体力が尽きてしまうことです。なおプレイヤーが操る宗は体力がなくなると霊魂状態になって戦いに参加できなくなりますが、ゲームオーバーにはならず暫くすると復活できます。

宗を操って臨機応変に戦う

プレイヤーは宗を直接操作して様々なアクションを駆使して敵と戦うことになります。アクションとしてはオーソドックスな3Dアクションといった形で、刀による弱攻撃と強攻撃のほか、弓を使った遠距離攻撃も可能でオールラウンドに戦うことができます。また宗はゲージを消費して強力な奥義を使用することが可能です。奥義にはシンプルに強力な斬撃を与えるものや、結界を張って敵の進行を妨害するもの、瞬時に世代のもとへ飛んで攻撃するものなど様々あり、戦況を大きく変える力を持っています。

アクションよりも戦略と状況判断が重要

宗の操作感はさながらアクションゲームの感覚です。しかしどんなにアクションゲームが上手くても、様々な方向から大量に発生する敵を宗だけで対処することはできません。正面の敵は村人に任せて側方から迫る敵を宗が迎え撃ったり、厄介な敵を宗が倒すようにしたりと、村人との役割分担がキモとなります。本作において大局を決定するのは村人の配置などの戦略部分であり、宗は戦況に応じて臨機応変に役割を変える存在というイメージが強いです。

拠点:強化とカスタマイズ

穢れから解放した村は拠点として利用可能になり、拠点では宗や村人の強化やカスタマイズをすることができます。

宗の強化

宗の強化内容は多岐にわたり、プレイヤーが自由に強化内容を選択することができます。強化によって宗が強力な攻撃を使えるようになったり、カウンター攻撃を使えるようになったりと、アクションの幅を広げることが可能です。強化するためには産霊(むすび)というアイテムを消費します。産霊の入手方法は様々ありますが、入手できる数には限りがあるので何を強化するのか非常に悩ましいところです。ですが強化した内容は自由に巻き戻してやり直すことができるので、気軽に色々な強化を試すことができます。

村人の強化

村人の強化は少し特殊で、村人個人を強化するのではなく職業を強化するという形になっています。例えば弓取りの職業を強化すれば、今後の戦いで弓取りに転職した全ての村人がその恩恵を受けることが可能です。強化の内容としては体力や攻撃力といったステータスアップの他に、攻撃に特殊効果が追加されるなどがあります。ただし宗とは異なり、強化はレベルを上げるような段階的なものになっており強化内容を自由に選ぶことはできません。なお村人の強化の際にも産霊を使用するので、宗を強くするのか村人を強くするのかプレイヤーによってスタイルが分かれるところです。

奥義とパッシブスキルの装備

奥義

宗が使用できる奥義には様々なものがあり、新たなを入手することでどんどん増えていきます。奥義を戦闘中で使用するには対応した鍔を装備する必要があるのですが、同時に装備できる鍔の数は限られています。したがって自身の戦闘スタイルやステージの特徴に応じて厳選しなければいけません。

パッシブスキル

ゲーム中に色々な場面で魔像を入手することができ、魔像を装備することで様々な効果を得ることが可能です。魔像の効果には、宗や村人をパワーアップさせるものの他にも、大工が仕掛けを修理するのに掛かる時間を短縮するなどバラエティに富んでいます。

村の復興

穢れから解放したばかりの村は色々なところが破壊された状態になっています。これらの破壊された箇所は村人に指示をして修復してもらうことができ、修復が完了すると報酬が得られます。特に産霊を貰える箇所は優先して修復したいところです。

サイドミッションで報酬獲得

サイドミッションをクリアして報酬を手に入れよう

各ステージにはサイドミッションが設けられており、条件を達成するとステージクリア時に報酬が得られます。報酬には産霊や魔像など強化に使える貴重なアイテムばかりなので是非ともクリアしたいところ。サイドミッションの内容としては、「世代がダメージを受けずにクリア」や、「使用した結晶が○○個以下」など、少し工夫しないといけないものが多いです。

もし最初にステージをクリアした時にサイドミッションを達成できなくても、いつでも何度でも再挑戦できるので試行錯誤を繰り返してミッションクリアを目指しましょう。

まとめ

感想

タワーディフェンスとアクションの融合ということで、どんなゲームになるのだろうと期待と不安が入り混じった気持ちでプレイに臨みました。実際にプレイしてみると両ジャンルのバランスの取り方が見事で、宗だけの力では太刀打ちできず、村人だけでは痒い所に手が届かない感じに仕上がっており新鮮なゲーム体験が得られました。難易度は決して易しくはなく何回かゲームオーバーになりましたが、トライアンドエラーを繰り返し、戦略を修正してクリアできたときに得られる達成感は格別です。

徹底して作りこまれた世界観も素晴らしく、自然豊かな昔の日本の風景はもとより、キャラクターデザインやモーション、エフェクト等の全てにおいて細部まで拘りが詰まっていると感じました。また本作ではセリフがほとんどなかったり、世代以外は顔を面で覆われていたりして具体的に表現されていない部分があります。この様に敢えて描かないことで現実感が薄まり、本作特有の神秘的な雰囲気を醸し出しているのかもしれません。

こんな人にオススメ

  • タワーディフェンス系のゲームが好き
  • 斬新なゲームをプレイしたい
  • 本作の神秘的な和の雰囲気が気になった

リンク

公式サイト:https://www.kunitsu-gami.com/ja-jp/
Steam:https://store.steampowered.com/app/2510710/Path_of_the_Goddess/
Xbox:https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/path-of-the-goddess/9PCWXX0MS15S
PlayStation:https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0102-PPSA19578_00-KUNITSUGAMI00000
Switch 2:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000095323


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