2025年7月にXbox Game Passに追加された本作。個人的にノーマークでしたが、ほっこりした雰囲気で気軽に遊べそうなゲーム性に惹かれプレイしてみました。どんなゲームなのか気になっている方は本記事を参考にしていただければと思います。
ゲーム紹介
ステージクリア型の街づくりシミュレーション

本作は商店街を発展させる街づくりシミュレーションではありますが、長時間をかけて立派な商店街を作り上げるのではなくステージ毎の目標を目指すステージクリア型になっています。各ステージにはクリアに必達のミッション目標と、サイドミッション的なフリー目標があります。
最初のステージの目標は以下のようになっています。
◆ミッション目標
・村人を15人以上にする
・満足度を75%以上にする
・タピオカスタンドを建てる
◆フリー目標
・12日以内にクリアする
建物の追加・改良は1日1回のターン性

街を発展させるために新しい住居やお店を建てたり、お店の商品ラインナップを調整したりしていきますが、これは1日の始めにのみ実施できます。リアルタイムに状況判断して次々と指示を出していくわけではないので、落ち着いてじっくり取り組めます。
ちなみに新しい建物を建てる場所を指定する必要はなく、左隣に順番に並んで建っていくのでプレイヤーが考える必要はありません。
日中は街の様子をのんびり見守る

1日の始めに街のテコ入れをしたら、日中は街の様子を見守ります。ですが、ただボーっと眺めているわけではなく、お店を利用したお客さんの声を聴いてお店の改善の参考にしたり、街に落ちているゴミを拾ったり、ネコを撫でたり?と退屈しない程度にやることがあります。

1日の終わりにレポート確認

一日が終わるとレポートが表示され、その日の結果や街の状態、ミッション目標の達成状況が確認できます。レポートを確認して今後の方針を検討します。
お客さんの声を参考に良い店づくり

ラーメン屋などの飲食店はレシピを調整してお客さんの満足度を上げることができます。日中にヒアリングした住民の意見を参考に調整していきます。住民の意見はとても具体的なのでコツコツ改善を繰り返せばパーフェクトなレシピを作るのは難しくないです。
また、本屋さんのようなお店も同様に取り扱い商品の組み合わせを調整してお客さんの満足度を上げることができます。
街が発展すると作れる建物も増える

建物の中には建設するための条件が設定されているものがあります。例えば最初のステージのミッション目標であるタピオカスタンドは、村人10人以上、満足度60%以上となっておりゲーム開始直後はまだ建設できません。まずはその他の建物を建てて街を発展させていく必要があります。
ミッション目標をすべて満たしたらステージクリア

ミッション目標に挙げられている条件をすべて満たすとステージクリアとなります。なお、フリー目標を達成するために次のステージに進まずに引き続きプレイすることも可能です。
日本語ローカライズもしっかりしている

私は本作は日本の開発者が制作したものだと思っていたのですが、実は海外のインディ開発チームによって制作されたゲームなんです。かわいらしい日本風の世界観に丁寧な日本語ローカライズも相まって日本人が作ったといっても全く違和感がありません。
まとめ
感想
『経営シミュレーション』と聞くと、「覚える事が多そう」とか「マルチタスクで忙しそう」と感じてとっつきにくい印象を受けるかもしれませんが、本作は全然そんなことはありませんでした。
ゲーム性がシンプルで、クリア目標から逆算して必要な建物を考えたり、お客さんの意見から商品ラインナップを最適化したりする作業はまるでクロスワードを埋めていくような心地よさを感じました。難易度も高くなく、ほのぼのした雰囲気のゲームですので気軽にプレイするのにちょうど良い感じでした。
ただ、ゲームボリュームは多くなく全ミッションクリアに5時間もかからないくらいですので物足りないと思う方もいるかも。サンドボックスモードもあるとはいえ、他に追加ミッションみたいなものがあっても良かったのでは?と感じました。
こんな人にオススメ
- かわいらしい雰囲気に癒されたい
- のんびりと軽く頭を使って楽しみたい
- メインで進めているゲームの息抜きに楽しみたい
コメント